むさしの里山研究会から引き継いだ用土の畑には、10 本のサクラの木が植えられており、毎年美しい花を咲かせてくれます。しかし、花の時期が終わると関心がなくなり、サクラの木を見ることもなくなります。今年はそれが失敗のもとでした。サクラにアメリカシロヒトリが大発生し、サクラを食い尽くしたおびただしい数の幼虫が、野菜を襲い始めたのです。最初に襲われたのはダイズです。毎年ダイズを作るのですが、いつも虫にやられ収穫皆無となるのが常でした。ところが、今年は播種時期が良かったのか、虫害にほとんど会わず、収穫した豆で味噌を作ることが出来そうだと喜んでいたのですが、一部が何かに食われています。葉の裏をみると、どの葉も毛虫(アメリカシロヒトリの幼虫)がびっしりです。葉が次々と出る成長期であれば、少々虫に食われても大丈夫でしょう。しかし、成長期を終えた今は、現在残っている葉で光合成を行い、実を熟させる時期ですので、葉が食べられると豆塾さなくなる恐れがあります。そこで、1枚1枚葉をひっくり返し、毛虫つぶしを行いました。しかし、つぶしても、つぶしても一向に減る気配はありません。そんなわけで、4日ほど毛虫つぶしを行ったのですが、結局ダイズは写真のように丸坊主にされ、それでも満足せずさらにブロッコリーやハクサイ畑にまで侵入してきました。これらは、11月に予定している野菜の収穫体験用の貴重なものです。こちらの被害だけは何とか食い止めるべく、毛虫つぶしに励んでいます。農薬を撒けば簡単に退治できるのですが、これまで一切農薬を使わない畑にしてきたので、農薬は撒きたくありません。長年栽培していると、素人の私でも無農薬栽培のコツが少しずつ分かってきました。今年はブロッコリー、ハクサイ、レタスなど順調に成長しています。来年は自主財源確保のため、野菜の出荷契約を結ぶ予定です。でも、70 歳になる理念は体力的に無理かも?