5月12日と19日に小川町の兜川でワンダースクール主催の「川の生き物とトンボの羽化を見る会」を行いました。参加者は12日が5家族18名、19日が5家族19名でした。両日とも晴天に恵まれ、子供たちは川の中に入って楽しそうに生き物探しを行いました。
 この時期にこの場所での観察会は10年以上行っているのですが、年々生き物の種類も個体数も減少しています。
 生活排水の流入や上流側での大きなコイの飼育など、水質の悪化とコイによる捕食が影響していると思います。
 ヤゴも減少傾向が著しく、種類数はあまり減っていないのですが、個体数が激減しています。また、カワゲラ類トカゲロウ類も大幅に減少し、今回の観察会ではカゲロウ類は全く見られませんでした。
 トンボの羽化はヒメサナエで観察できました。12日にはアオサナエが5~6頭水面を敏捷に飛び回っており、19日には、アオハダトンボとヤマサナエも見られました。これらはいずれも、埼玉県ではレッドリストに掲げられているトンボです。

今回得られた水生生物は12日が20種、19日が17種でした。

アオサナエの成熟したオス

トンボの羽化を観察する参加者

羽化中のヒメサナエ